今年5月の有効求人倍率は前の月から0.01ポイント下がった「1.31倍」でした。物価高などの影響を受け、製造業を中心に求人を控える動きがみられています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し、何人分の求人があるかを示す今年5月の有効求人倍率は、前の月から0.01ポイント下がった「1.31倍」でした。

仕事を求める人の数は前の月に比べて0.1%増えた一方、企業からの求人数は0.7%減少しました。

特に、原材料の価格が高騰している影響などから、「製造業」では新規の求人が前の年の同じ月から5.4%の減少となり、「建設業」でも0.8%の減少となりました。