「罪悪感ないんでしょうね」無免許でひき逃げ事件 被害者の証言
今村容疑者は2016年5月に札幌市白石区で出合い頭の衝突事故を起こして、現場から立ち去るひき逃げ事件を起こしていました。被害に遭った男性が当時の状況を語りました。
被害に遭った男性
「ほぼ出会い頭なんだけど、十字路の交差点でぶつかった。彼の車のほうが軽自動車でひっくり返った。私は妻と一緒に乗っていて、妻が、衝撃強かったので意識がなくなった感じだった。妻を見ながら外に出て、向こうの運転手も出てきたので、『警察に通報するからね』と声をかけると、電話かけている最中に走って逃げていった」「今村容疑者が運転していたのは(交際相手の)彼女の車だったんですけど、彼自体は当時、免許取り消しで無免許運転だった。僕は最初、飲酒運転で逃げたと思ったので、よくよく聞いたら免許がない状態」
左側の渡辺優樹被告と、右側の今村磨人容疑者は北海道出身
今村容疑者はその後、ひき逃げなどの疑いで警察に逮捕されますが、男性のもとに謝罪に来ることはなかったと言います。
被害に遭った男性
「担当弁護士も、最後は居場所が分からないみたいな感じになって、(今村容疑者の)彼女だった女性に車の弁償の話とか保険の話をしたけれど、彼女も被害者と言えば被害者。(今村容疑者は)人をだますことも何とも思っていないでしょうし、罪悪感もないんでしょうね」