みかんの産地として知られる香南市の山北地区で、グリーンレモンの収穫が始まりました。さわやかな香りで暑い季節にピッタリです。

香南市香我美町の山北地区で収穫が始まったグリーンレモン。この地区では11軒の農家がハウスで栽培していて、今年は例年並みの35トンほどの出荷を見込んでいます。

国産のグリーンレモンは多く流通してはいませんが、近年需要は高まってきているといい、今年も例年通りの出来に仕上がったということです。

黄色くなる前に収穫することで酸味はマイルドですがしっかりとした香りがあり果汁もたっぷり。皮ごと食べられます。

炭酸飲料やお酒などの飲み物に入れたり、刺身などの料理にかけたり、普段の食事に少し加えるだけで爽やかな香りが楽しめます。

(木岡アナウンサー)
「グリーンレモンを絞った炭酸水いただきます。さわやかでおいしいです。ふつうのレモンとは違ってグリーンレモンならではの濃い酸味がおいしいですね。香りもとってもいい」

(グリーンレモンの生産者 近森寛臣さん)
「今年も例年どおり香りがよく果汁もたくさん入っておいしいグリーンレモンになってます。一番大変なのは夏場のハウスの中での収穫ですけど、実がたくさんなって買った人がおいしく食べてくれたら一番うれしい。暑くなってくるのでグリーンレモンを使ってお酒を楽しんでもらえれば」

山北のグリーンレモンは、主に大阪・名古屋に出荷していて県内では7月ごろから量販店に並ぶということです。収穫は7月下旬から最盛期を迎え、10月いっぱいまで行われます。