ドイツの洋菓子「マジパン」のコンテストが高知市の専門学校で開かれました。
「マジパン」とはドイツの都市、リューベックの名物で、砂糖とアーモンドを練り上げた洋菓子です。高知市の龍馬情報ビジネス&フード専門学校が毎年開いているマジパンのコンテスト。今年は、製菓製パン学科の2年生18人が参加しました。幼いころの記憶をもとに作られたどこか懐かしさを感じる作品や、パティシエという将来の夢を表現した作品などさまざまなマジパンがあり、どの作品も、作り上げるのにはおよそ1か月かかったといいます。
1位の作品がこちら、「大きなニンジン」。友だちとの何気ない会話から思い浮かんだ「ニンジン」をテーマにし、動物たちでかわいらしく表現したということです。

(上野心寧さん)
「じょうろの取っ手の部分が湿気とかで落ちるところを支えるのが大変。かかしを立てるのもとても大変でした。色んな人に見てもらって楽しい気持ちになってほしいです」
龍馬情報ビジネス&フード専門学校は「コンテストを通して学んだ色彩感覚や造形の難しさを、将来の仕事にもいかしてほしい」としています。