機密情報の流出などのサイバー犯罪を防ごうと、警察と企業が合同で手口や対策を話し合う会議が山梨県甲斐市で開かれました。

この会議は甲斐警察署の呼びかけで開催され、甲斐市と韮崎市の病院や金融機関民間企業など、約20の企業・団体が参加しました。

会議では県警の情報技術解析課の担当者が、ランサムウェアと呼ばれる重要なデータを入手して身代金を要求する手口や、メールを使って機密情報を盗む「標的型攻撃メール」などを解説しました。

そして重要なデータは隔離して保管することや、ウイルス対策ソフトで定期的に全てのファイルをチェックするなど、サイバー攻撃の対策を説明しました。