名古屋の入管施設で死亡したスリランカ人女性の遺族が国に損害賠償を求めている裁判で、国側は全面的に争う姿勢を示していることが分かりました。

スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(33)は、名古屋の入管施設で収容中に体調不良を訴え、点滴や入院を求めましたが対応されないまま、2021年3月に死亡しました。

遺族は「入管が適切に対応していれば命は救えた」として、国におよそ1億5600万円の損害賠償を求めて裁判を起こしていますが、原告側によりますと、国は全面的に争う姿勢であることが新たに分かりました。詳細は裁判の過程で明らかにするということです。

裁判のため、28日朝、来日した妹のワヨミさんは・・・

ウィシュマさんの妹 ワヨミさん(29)
「裁判で真相を解明するために来日しました。裁判で(死の直前の様子を記録した)ビデオを全面開示してほしいです」

第1回の口頭弁論は6月8日、名古屋地裁で行われます。