ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者・プリゴジン氏がベラルーシに入ったことが分かりました。また、ウクライナではロシアによるミサイル攻撃で4人が死亡しました。
ベラルーシの国営通信社によりますと、ロシアでの反乱後、居場所が分かっていなかったプリゴジン氏について、ルカシェンコ大統領が27日、ベラルーシにいることを明かしました。
また、反乱当時、プリゴジン氏と電話で協議した際、「このままいけば虫のように潰される。よく考えた方が良い」と伝えたことも明らかにしたということです。ベラルーシに来るワグネルの戦闘員については、希望があれば、廃止された基地など滞在先を提供する考えを示しました。
一方、ウクライナの検察当局などによりますと、27日、ドネツク州のクラマトルシクなどにロシア軍のミサイル攻撃があり、これまでに市民4人が死亡しました。生後8か月の子どもなど、47人がけがをしたということです。
攻撃についてゼレンスキー大統領は27日、動画を公開し、ロシアの行動は法廷で公正に裁かれるべきだと批判しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシアがすべての行動の結果として受けるべき報いは敗北と法廷だけだ」
こうした中、イギリスの国防省は反転攻勢について、ウクライナ軍がドネツク州の州都ドネツク近郊にあるクラスノホリウカから東に少し進軍したとの分析を発表。2014年からドネツク州の親ロシア派が実効支配していた地域を奪還したとみられる最初の事例となる、としています。
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