「処理水の処分は先送りできない」。東京電力は株主総会で理解を求めました。

東京電力ホールディングスは、きょう株主総会を開催し、今年夏ごろを予定している福島第一原発の処理水の海洋放出について、「廃炉作業を進めるために決して先送りのできないもの」と強調し、株主にも理解を求めました。

一方で、東電は「福島県漁連に『関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない』と回答しており、この方針は遵守する」と改めて述べ、小早川社長は「懸念を払拭し、地域や社会の皆様の理解が深まるよう努める」と話しました。