2021年に八戸市など北日本上空で確認された気球と見られる物体について、イギリスの公共放送BBCは、中国内陸部から打ち上げられたとする衛星データ企業の分析を報じました。
2021年9月、八戸市のカメラマン・岩村雅裕さんが撮影した写真です。気球と見られる物体と、それにぶら下がる得体の知れないものを確認し夢中でシャッターを切ったと言います。物体は約45分間、飛行機より高い高度を飛んでいたと見られ、岩村さんはその大きさに恐怖を覚えたと証言しています。
※気球と見られる物体を撮影した八戸市の岩村雅裕さん
「(写真を分析した人から)大きさが40mくらいというのは、1か月後にでてきた。『40mは大きすぎる』と話をしていたけど、やっぱりねという感じ」
この年、北日本で相次いで確認された物体について、イギリスのBBCはホームページに次のように掲載しました。
「アジア上空で中国の偵察気球を示す新たな画像」。
衛星データを分析する企業が調査した結果、物体はモンゴルの南に位置する中国の内陸部から打ち上げられたとみられると報じました。中国の気球をめぐっては、今年2月にアメリカが撃墜し、中国が激しく反発するなど米中の間で応酬が続いていますが、岩村さんは飛行ルートに意図を感じると言います。
※気球と見られる物体を撮影した八戸市の岩村雅裕さん
「三沢の通信所は、狙って調べたという感じではないでしょうか。私たちは見ているしかないけど、どういう動きをしているのかはある程度わかったのでしょうから、(政府が)どう対応するのでしょう」
BBCは、防衛省の担当者が「日本国内では国民と領土を守るために気球を撃墜することもあり得る」と話した、と伝えています。














