海外からの人や物の動きが活発化する中、家畜伝染病を水際で防ぐため大分空港で27日、動物検疫の強化への理解を呼びかける活動が行われました。
この活動は農水省動物検疫所門司支所が行ったものです。国際線の再開などで家畜伝染病のリスクが高まっている他、韓国では5月、4年ぶりに口蹄疫が発生しました。
こうした現状を受けて、参加者は大分空港の国際線の利用者に対し、証明書のない肉製品の持ち込み禁止など注意を促すチラシを配り、動物検疫の強化への理解を呼びかけました。
(動物検疫所 門司支所・永友孝昌さん)「侵入を許すと経済面でいうと負の影響が甚大になる。日本に帰ってきたときに肉類の持ち込みができないということで残念な思いをすることがないよう、皆様に周知を図っていきたいと思う」
動物検疫所は、土産用などで肉製品を持ち込んだ場合は申告して廃棄してほしいとしています。














