今年の夏の高校野球高知大会、24日、出場チームの対戦カードが決まりました。今年の開会式では4年ぶりに全チームが入場行進するほか、観客の人数制限はなく、声を出しての応援が可能となります。

今年の大会には、1つの連合チームを含む27校23チームが出場します。抽選会は去年まで新型コロナの影響でオンライン開催でしたが、今年は4年ぶりに各チームの主将が会場に集まり、くじを引いて対戦相手を決めました。

対戦カードです。連覇を狙う第一シードの明徳義塾は、宿毛工業と中村の勝者と対戦。第四シードの高知中央は、開幕試合=高知工業対安芸(あき)の勝者と対戦します。

春夏連続の甲子園を目指す第二シードの高知は、土佐塾と須崎総合の勝者と対戦。第三シードの高知商業は小津と梼原の勝者と対戦します。

(高知工業 小川凌生 主将)
「開幕試合というので、特別な気持ちは持たずに、いつも通りの試合をして勝ち切ることを意識してやっていきたい。大事な試合というのはわかっているので、開幕戦にふさわしい試合をお届けできたら」

(安芸 清岡隼斗 主将)
「今年、安芸高校は安芸桜ケ丘高校と統合して新しい安芸高校になった。今年はその最初の大会ということで、高知工業と当たることになったが、最後まで全力で楽しめるよう大会に挑んでいきたい」

そして、開会式の選手宣誓は須崎総合の岡林宙(おかばやし・そら)主将が務めます。

今年の大会は4年ぶりに全チームが入場行進する開会式を実施するほか、声を出しての応援が認められ、観客の人数制限は行わないということです。

大会は来月15日に春野球場と高知市野球場で開幕し、日程が順調に進めば25日に決勝戦が行われます。