小学生から高校生までを対象にした「こども創作童話コンクール」の表彰式が、きょう童話の里玖珠町で行われました。

このコンクールは「日本のアンデルセン」と呼ばれた童話作家、久留島武彦の精神を受け継ぎ、児童文学の発展を目指して始まったもので、5回目を迎えます。

今年は、小学生から高校生まで、全国から合わせて創作童話231作品が寄せられ、審査の結果、16作品が入賞しました。きょうは玖珠町の久留島武彦記念館で表彰式が行われました。関係者によりますと、いずれの作品も独創性に富み表現力豊かなストーリーで、年々レベルが上がっているということです。

入賞者は「自分の力を伸ばしていきたい」「頭から離れないくらいの面白いものを書いていきたい」などと今後の抱負を語ってくれました。

入賞した作品は、「受賞作品集」に掲載され町内の小学校などに配布されます。