この夏、多くの登山客が見込まれる富士山で、23日に登山道と下山道の調査が行われ、予定通り7月1日の山開きが決まりました。

23日は山梨県や富士吉田市の職員など約20人が山梨県側の吉田ルートの5合目から山頂までの登山道と下山道で危険な場所がないか調査しました。

その結果、雪はほとんどなく、登山道の一部でロープを支える杭が抜けている場所がありましたが、すぐに修復可能で県は例年通り7月1日に山頂まで山開きすることを決めました。


県富士・東部建設事務所吉田支所 種元稔課長:
大きな損傷がないというところは確認出来ました。天候が荒れることなければ、例年通り7月1日開山ということが見込めると思っています。

2023年は新型コロナが5類に引き下げられてから初めての山開きとなり、登山者が増えると見込まれています。

県は事故を防ぐため、弾丸登山や軽装での登山はしないよう呼びかけています。