旧統一教会が、東京・多摩市に新たな研修施設の建設を計画している問題で、市長がきょう統一教会を訪れ、工事を行わないよう申し入れました。
東京・多摩市 阿部裕行 市長
「自治体の長として市民の安心安全命を守っていくのが私の立場で、そういった被害にあわれることのないようにしていかなければなりません」
旧統一教会は去年4月、東京・多摩市にある土地を取得し、宿泊設備などを伴う研修施設の建設を計画しています。周辺には大学や都立高校があり、住民から不安の声が上がっていることから、多摩市の阿部市長はきょう、統一教会の本部を訪れ、宗教法人法に基づく解散命令が出されないことが確定するまでの間、今ある建物の解体や新たな建物の建設などの工事を行わないよう申し入れました。
これに対し旧統一教会は、今ある建物の解体工事を今月26日に予定していましたが、「解体工事の着工を1週間延期する」と述べ、新たな研修施設の建設については「上に伝えたい」と答えたということです。
多摩市長は、「建設を止める法的根拠はないが、市民の不安があることから今後も対話を続けていく」としています。
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