2022年から全国で相次いだ高病原性鳥インフルエンザは青森県内の農場でも発生し、現在も卵の品薄状態が続いています。こうした中、6月に入り三沢市の農場が生産再開の一歩を踏み出しました。

農場での生産再開は21日の青森県議会常任委員会で県が明らかにしました。県内では去年から今年にかけて横浜町、三沢市、蓬田村の農場で鳥インフルが発生し、計180万羽あまりのニワトリが処分されました。

※青森県畜産課 村井孝生課長
「三沢市の農場については、県がこれらの検査計画を作成・実施し、農場の清浄性を確認したことから、生産者が6月上旬から(ニワトリの)飼育を再開したところ」

去年12月に発生した三沢市の東北ファームでは、139万羽の処分を余儀なくされましたが、6月3日から卵を採るためのニワトリのヒナを段階的に鶏舎に入れはじめました。卵が市場に出荷されるのは早くても8月としています。

また、青森県によりますと、蓬田村の農場も6月下旬にも生産を再開する見込みで、卵の品薄状態の解消に兆しが見え始めています。

農林水産省は国内で鳥インフルエンザの感染がなくなったとする「清浄化宣言」を20日発表しましたが、県は事業者に対して防疫体制の確認を呼びかけています。