新潟県阿賀町の建設課に務めていた女性職員(45)が6600万円余りの公金を横領していたとして、阿賀町はこの職員を6月21日付で懲戒免職処分としました。また女性職員について刑事告訴を検討しているということです。

新潟県 阿賀町役場

阿賀町によりますと、5月29日に女性職員本人から「私的に公金を使った」と総務課長に申し出があり発覚。
職員は建設課で水道事業の会計処理を担当していた2015年4月頃から今年3月までの8年間、月1~3回ほど支払い処理がある中で、町が発行する小切手に金額を多く記載するなどして不正に処理していたとみられます。
女性職員は町の調査に「生活費に充てていた」などと説明していたということです。

阿賀町による記者会見(6月3日)

阿賀町は6月3日に記者会見を開き、今回の問題について説明していました。