待機児童解消のため、香川県高松市の大西市長は放課後児童クラブの業務の一部を民間へ委託したいという考えを示しました。高松市では、共働き家庭の増加などで放課後児童クラブの待機児童数は5月1日現在で82人となっています。

大西市長はきょうの会見で、待機児童解消のため放課後児童クラブの定数を増やす施策として、来年度から5年間で42億8千万円あまりをかけて一部業務の民間委託を進める考えを示しました。

(大西秀人高松市長)「デジタル化やその辺を進めて民間事業者のノウハウを最大限生かして、人材確保やICT化による事務の効率化ということをやってまいりたい」

放課後児童クラブの一部民間委託については6月23日からはじまる6月議会で審議される予定です。