夏から秋にかけて活発に飛び回る「蚊」。大手化学メーカーの花王は、蚊の飛行行動を妨げるという新たな技術を発表しました。
記者
「水と界面活性剤を同時に吹きかけると、右側は蚊が一瞬で下に落ちていくのが分かります」
花王が発表したのは、従来の殺虫成分を使わずに蚊の飛行行動を妨げようとする新しい技術です。
飛んでいる蚊に水を吹きかけても飛行を続けますが、表面張力の低い液体を吹きかけると、蚊は羽を正しく動かすことができなくなり、数秒でノックダウン状態になることが分かったといいます。
一方、こちらは花王が去年タイで売り出した虫よけクリーム。
クリームのカギとなっているのは無色透明なオイル「シリコーンオイル」で、塗っている部分には蚊が近寄ってきても止まりません。化粧品に使われている技術を利用し、蚊が肌の表面を嫌がる状態にしているということです。
花王は、東南アジアで毎年流行している「デング熱」など蚊が媒介する感染症から命を守る取り組みを今後も進めたいとしています。
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