大分県内でも大麻で摘発される若者が増加するなか、同じ世代の高校生らが20日朝、大分市で薬物の乱用防止を呼びかけました。

JR大分駅前で行われた街頭啓発には県の職員や警察官、それに大分市の楊志館高校の生徒ら合わせて40人が参加しました。この活動は6月26日の国際麻薬乱用撲滅デーの周知を目的に毎年実施されています。

参加した生徒らは大麻の危険性が書かれたチラシなどを配布して薬物乱用の防止を呼びかけました。県警によりますと、去年県内では過去最多となる64人が大麻で摘発され、10代と20代が7割を占めています。

(楊志館高校・佐藤美空生徒会長)「私たちの学校の生徒だけでなく、他の学校の生徒にも薬物乱用はダメであることを知ってもらえたらいいと思う」

薬物乱用防止を呼びかける街頭啓発は7月上旬にかけて別府市や日田市などでも実施されます。