小中学生が平和の大切さを伝える弁論大会が19日、大分市内で開かれ、世界情勢や実体験などを交え参加者が戦争のない社会の実現を訴えました。
(坂ノ市中学校・管信太朗さん)「ひとつだけ確かなことは戦争は関係のないたくさんの子どもたちを苦しめるということです」
この大会は平和を愛する心を育むことを目的に大分市内の小中学校を対象に行われています。このうち、中学校の部には9校から9人の生徒が参加し、内容や構成、話し方など8項目で審査されました。
生徒はウクライナ侵攻など世界情勢の変化と自らの体験を交えながら平和の尊さを訴えました。
(大在中学校・佐藤流希亜さん)「学校は私達の社会です。学校の平和を保つことは社会を守ることにつながっているのではないでしょうか。世界が平和になるには身の回りをきれいにすることが大切です。そんな小さなことが平和を支えていると私は思います」
審査の結果、坂ノ市中学校3年の管信太朗さんと碩田学園6年の古本陽菜さんが最高賞にあたる優秀賞を受賞しました。














