北朝鮮は打ち上げに失敗した「軍事偵察衛星」について、早期に再度打ち上げる方針を示しました。
16日、鳥取県の漁船が操業している近くにミサイルが落ちましたが、その付近では、今日も漁船が操業。恐怖を感じながら働く船長に船舶電話で話を聞きました。

北朝鮮メディアは19日、金正恩総書記出席のもと、16日から18日までの3日間、総会が開かれたと報じました。

総会では「宇宙開発」が議題にあがり、先月末の「軍事偵察衛星」の打ち上げ失敗は「最も重大な欠陥」だったとしています。

そして、失敗の原因を徹底的に分析した上で早期に再び打ち上げる方針を示しました。

北朝鮮をめぐっては16日、発射された弾道ミサイルが石川県沖の海域で操業していた鳥取県の漁船の近くに落下しました。

第七十八丸中丸 竹村将太 船長
「海は穏やかです。きょうは今まき始めたばかりなので、コンテナ20コンテナ分ぐらい獲れました」