ヨーロッパのサッカーリーグで活躍している若手ストライカー二田理央選手。海外に挑む熱い思いを聞きました。
大分県佐伯市出身で現在はオーストリア2部リーグでプレーする二田理央選手20歳。年代別の日本代表にも選ばれたパリオリンピック世代の若手ストライカーです。

(吉田諭司キャスター)「大分に戻ってきてどうですか」
(二田理央)「帰ったらまず一番はお寿司だったり、刺身だったり食べたくなりますね。母が作ったごはん食べたり、地元の友達に会ったりするとやっぱり嬉しいし安心しますね」
ヨーロッパでのシーズンが終わり、故郷に帰り取材した日は中学時代までプレーしたグラウンドで体を動かしました。
(江藤雅章監督)「人よりも早く来て道具並べたり練習を一番に始めたり、本当にリーダーシップをとってやっていました。高校3年生の時にJ1デビューしてそのまま海外に行くことになってビックリしました」
中学卒業後はサガン鳥栖の下部組織に入団し、おととし6月にJ1の舞台にデビューすると翌月には若い日本人ストライカーを探していたオーストリアのクラブに期限付き移籍。裏へと抜け出すスピードと決定力を武器に1年目から3部リーグで16試合17ゴールと結果を残しました。
(二田理央)「身長もそんなに高くない。でもスピードには結構自信があってあとシュート、ゴールを決めるところでは自信があるので、そこは通用している部分もあるので、そこが自分の強みだと思う」

去年の夏からオーストリア2部のザンクト・ペルテンに移籍したものの11月に肩を負傷。4か月にわたるリハビリを乗り越えて今年4月に実戦復帰し、14試合で2得点1アシストと結果を残しました。
(二田理央)「まず試合に出続けて、自分の特徴をやっぱり試合で出して、近くにドイツもあるし、オーストリアってドイツ語なので、やっぱりドイツのブンデスリーガとかには行きたいなって思っています」
来年のオリンピックを狙うパリ世代としても注目される二田選手。まずはクラブで結果を残すことが大切だと語ります。
(二田理央)「オーストリアで頑張っている姿はもちろん見てほしい。大分と言えばっていう選手になれればって思っています。向こうは本当全然自分より若い選手もいますし、そんな若いって言ってるのも今の自分には言い訳になっちゃうと思うんで、もうそこは年齢とか関係なく頑張ります」















