「幸せを運ぶ」とも言われ国の特別天然記念物に指定されている「コウノトリ」です。けさ、岡山市北区で4羽のコウノトリを見かけたとRSKに連絡が入りました。

けさ(19日朝)、岡山市北区矢坂西町で確認された4羽の「コウノトリ」です。午前7時半頃、近くに住む人から「田んぼに普段見かけない鳥がいる」とRSKに連絡がありました。

(記者)「最初は何だと思いましたか?」
(RSKに連絡をくれた・中野稔さん)「鶴。可愛いじゃろう。コウノトリが来るのは珍しいんじゃないかな」

現在、絶滅危惧種に指定されている「コウノトリ」その保護活動に取り組む日本コウノトリの会の永瀬倖大さんです。コウノトリは脚に巻かれたバンドの色で生まれた場所や移動経路などが分かり、永瀬さんによると今回の個体は去年(2022年)と一昨年に兵庫県や京都府で生まれたもので、このうち2羽は5月27日に徳島県内で確認されているということです。

(日本コウノトリの会・永瀬倖大さん)「飛来地にはコウノトリの好むエサがあることが前提だと思います。それを上空から飛んできて、水辺などを一つ目印にして降りてきているんだと思います。(岡山県内での報告は)あまり多いという訳ではありませんが、ある程度ある。6月9日あたりに真庭市で確認された情報がありました」
現在、野生のコウノトリは全国で約400羽が把握されているということです。岡山市内で確認された4羽の「コウノトリ」田んぼで羽を休めたあと、午前9時過ぎに、飛び立って行きました。














