今年、高知市の専門学校に入学した留学生たちの結団式が先日開かれ、学生たちは日本での目標を発表するなどしました。
高知市の龍馬デザイン・ビューティ専門学校の日本語学科では海外情勢や長引く新型コロナの影響で4月の入学式までに来日できない生徒が多いことを受け、去年から学科独自の「結団式」を開いています。
式では中西康廣(なかにし・やすひろ)校長が「文化の違いを感じることもあると思いますがぜひいろいろなことを身につけてほしい」とエールを送り、生徒たちは日本での目標を発表したり、特技の歌やダンスを披露したりしました。
日本語学科には今年度、ネパールやバングラデシュなど9つの国から25人が入学。中には今年3月にウクライナからロシアを経て日本に避難してきたという生徒もいます。
(ウクライナから タラセンコ・ヴラジスラヴさん)
「高知での生活はとても楽しい。高知でIT企業に就職するのが目標」
(ミャンマーから タパパルティマさん)
「(日本で学べることになって)うれしかったです」
留学生たちは2年間、日本語や日本の文化について学ぶことになっています。