きのう(18日)、香川県多度津町の佐柳島近くの海上で、タグボートが沈没しました。現場付近では油が広がっていて、海上保安署などが除去作業を行っています。

きのう午前10時10分ごろ、多度津町の佐柳島の西約3.2キロの海上で、船が浸水していると広島県福山市の海運業者が保有するタグボート「第三十七洋丸」の船長から海上保安部に通報がありました。

その後、船長ら3人が船にたまった水を排水ポンプなどで船外に排出したものの間に合わず沈没、3人は近くにいた漁船に救助され無事でした。

沈んだタグボートは、総トン数19トン、長さ14メートル、幅5.4メートルで、現場の海域には油が流出していて、昨日に続いてけさも海上保安署などが油の除去作業を行っています。沈んだ原因については現在調査中です。