国賓としてインドネシアを訪問中の天皇陛下は、首都ジャカルタの都市高速鉄道の車両基地を視察されました。
天皇陛下は、日本時間の午後1時頃、ジャカルタの都市高速鉄道の車両基地に到着し、出迎えた関係者と握手を交わされました。
ジャカルタでは、深刻な交通渋滞を解消するため、インドネシアで初めて地下を走る都市高速鉄道の整備を進めていて、2019年に日本の支援により「南北線」が開業しました。
陛下は、車体を分解してすべての部品の検査を行う検修棟を視察し、日本が行っている支援について説明をうけられました。
その後、陛下は、日本のプロジェクト責任者に「どんなことに気をつけていますか?」とたずねられたほか、現地の技術者には「障害のある利用者への配慮はどうされていますか?」などと熱心に質問されていました。
続いて列車運行の管理などを行うエリアでは、陛下も車両に乗り込み、運転席から笑顔で手を振られました。
陛下は、29人の女性運転士がいることや、職員全体の3割が女性だという説明をうけられると、説明を担当したインドネシアの女性運転士に、「どうして運転士になりたいと思ったのですか?」と質問されました。
運転士が「近くに鉄道が走っていて、小さいころから運転士になりたいと思っていた」と答えると、笑顔で大きく頷かれていました。
皇后さまは、あすの公式行事に備え、体調を整えるため同行を見送り、ホテルで休養されています。
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