TBSテレビ
16日、ダンススタジオ「SIJ.ACADEMY」公式サイトが、プロデューサーを務めるダンサーの坂見誠二さんが亡くなったと発表しました。65歳でした。
坂見さんは1985年に日本代表として米国・ニューヨークのアポロシアターで行われた「アマチュアナイト」で準優勝を果たして以来、本場米国と日本のかけ橋となってストリートダンスの日本での普及に尽力。数々の映画や舞台、KinKi Kids・Kis-My-Ft2・KAT-TUNらアーティスト達の振り付けを行うなど、多方面で活躍していました。
2015年に坂見さんが膀胱がんと診断されて以来、抗がん剤や手術などで闘病を重ねていましたが、その一方で幅広い世代にダンスを楽しんでもらおうと今年2月に熊本県西原村にダンススタジオを開業するなど、積極的な取り組みを続けてきていました。
闘病のさなかでも、先月27日には愛妻・美香さんとの間に生まれた新生児と生後10日に初対面。今月9日にはインスタグラムで「皆さん、支援してくれてありがとうございます。頑張ります」と病床から手を振る動画を投稿していました。
20年以上にわたり親交のあるパパイヤ鈴木さんは、自身のツイッターを更新し「師匠、坂見誠二さんが今日お亡くなりになりました。とても残念です。いまはただただ辛いですが、乗り越えなければいけませんね。そして、寄付にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました」と心より悼み、関係者や協力した人たちへの感謝の言葉を寄せています。
【担当：芸能情報ステーション】
