岩手県内は16日、内陸南部を中心に大雨となっていて、一関市に一時土砂災害警戒情報が出されました。奥州市では土砂崩れで小屋が倒壊しました。

　上空の寒気や気圧の谷の影響により、岩手県内は大気の状態が不安定となっています。広く雨が降っていて、一関市には一時土砂災害警戒情報が出されました。大雨警報が出されているのは一関市、奥州市、北上市、花巻市遠野市、金ケ崎町、平泉町です。


　警察によりますと16日午後1時すぎ、奥州市水沢黒石町で土砂崩れが発生し、倉庫が倒壊したということです。17日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多いところで80ミリとなっていて、盛岡地方気象台は大雨による土砂災害や、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。