熊本・阿蘇の世界文化遺産登録を目指す関係団体が意見を交わしました。

会議には蒲島知事や地元自治体、県内企業の代表者などが出席して、阿蘇の草原が担う役割などを共有し、意見交換しました。

環境省によりますと阿蘇地域から下流域に供給される地下水の量は、県民109万人分の年間水道使用量に相当するとされています。


阿蘇市町村会 草村大成 高森町長「阿蘇の地域の方が(水資源を)長きに渡って守ってこられたことがあって、TSMCも含めて経済も動いているということを自治体としても広めていきたい」

会議では、水資源をはじめとした阿蘇の価値を県の内外に広め、世界文化遺産登録に向けた機運を高めていくべきとの意見が出されました。