その追加された文言がこちら…
「この法律に定める措置の実施などに当たっては、全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意する」

富山大学人文学部 林夏生准教授:「ぱっと見たところ、全ての国民が安心して生活できるというのはとても良いことに見えると思う。ただこれ、「ほかの人がノーと言わない限りはやってもよろしい」「えーやだ、そんなのやられたら私安心じゃないという声が多数派のほうから出てきたら、もしかしたらブレーキがかかってしまう、場合によっては続けられなくなってしまう」




「すべての国民の安心」と明文化されたことで、実質、多数派の声が重視され、これまでの理解を進める活動が抑止されるおそれがあるといいます。