新潟市で江戸時代から栽培されてきた伝統野菜の「寄居かぶ」。新潟市立白山小学校の児童が自分たちで大切に育てた「寄居かぶ」を美味しく味わいました。
【記者リポート】
「かぶのいい香りがしてきました。白山小学校の4年生が収穫した寄居かぶを調理しています」

4年生が調理しているのは、前日に収穫したばかりの「寄居かぶ」。
国際調理専門学校の生徒たちと一緒に調理しました。

【児童】
「おいしそう!早く食べたい!」
Qどうですか?順調ですか?「順調です。給食食べたけど、すごくお腹すいてきた…」

江戸時代から続く「寄居かぶ」は、都市化が進んだ影響で一時栽培が途絶えましたが、将来に受け継いでいこうと白山小学校が7年前から毎年栽培しています。
平たい形や自然な甘みが特徴で、葉も栄養が豊富でおいしく食べられるそうです。

子どもたちが一生懸命作って完成した料理は、かぶ蒸しに、かぶとえびの炒めもの、かぶのバター煮にカプレーゼまで。まさに「かぶ尽くし」です。
【児童】
「バターとかぶが合っておいしい!」
「育てたかいがあった」「おいしい!」
子どもたちは9月にも再び種をまき、11月に収穫する予定で古町商店街の飲食店でメニューとして提供したいということです。