小学校入学前に新1年生の家庭に郵送する就学通知書が、鳥取県鳥取市内の一部で届かなかった問題で、鳥取中央郵便局は「原因を明らかにすることはできなかった」とする最終報告を鳥取市教育委員会に提出しました。

就学通知書は今年1月に発送されましたが、市立中ノ郷小学校では、新入生32人中17人分が届いていないことが判明しました。

発送段階でのチェックでは数が合致していたことから、市教育委員会が鳥取中央郵便局に調査を求めていました。

郵便局は5月の回答で「未着は事実である可能性が高い」としたうえで、誤配達がないことを確認していましたが、6月1日には「郵便物を発見することができず、また事故の原因を明らかにすることもできなかった。調査結果について深くお詫び申し上げる」とする最終報告を提出しました。

鳥取市教育委員会は、この最終報告を受け入れて調査終了を認め、郵便局に再発防止を求めました。