石川県内最大の産地である金沢市では12日からウメの実の出荷作業が始まりました。

JA金沢市梅部会では石川県産品種の「石川1号」や、「紅さし」など5つの品種の栽培を行っています。出荷が始まった12日、金沢市大桑町の松田匡善さんの梅林でも「紅さし」の収穫が始まり、松田さんはひとつひとつ丁寧に摘み取っていきました。今年は気温が高い日が多く適度に雨も降ったことから生育は順調だということで去年に比べ2日早い初出荷となりました。

JA金沢市によりますとウメの収穫は来月上旬くらいまで続けられ去年並みの12トンの出荷を見込んでいます。収穫されたウメは13日に競りにかけられその後県内のスーパーに並ぶ予定です。