この秋、来年のパリオリンピックへ出場する代表枠をかけたマラソンレース『MGC=マラソングランドチャンピオンシップ』に出場する新潟県出身の畔上和弥選手(26歳)に話を聞きました。「見てくれる人に勇気を与えたい」と代表選考レースに挑戦する決意です。
(聞き手:BSN新潟放送キャスター坂部友宏)

長野県で合宿中の、トヨタ自動車・所属する畔上和弥選手(新潟県妙高市出身)にお話を伺いました。
坂部)調子はいかがですか?
畔上選手)…合宿終盤で疲れてますね(笑)
坂部)走りながらどんなこと考えてるんですか?
畔上選手)ジョグの時は結構ボーッとしてることが多いです。
畔上和弥選手は、2月の大阪マラソンを2時間8分29秒で走り自己ベストを更新。
秋に開催予定のマラソン日本代表パリ五輪出場選手選考競技会・『マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)』への出場権を獲得しました。

4年前のMGC大会の様子は「宿舎のテレビで、他の選手と観戦してた」と振り返る畔上和弥選手。
その画面には、所属チーム先輩で新潟県十日町市出身の服部勇馬選手の姿が映っていました。服部勇馬選手は、このレースで東京オリンピック代表を決めています。
畔上選手)ああいうプレッシャーのかかる場面で、しっかり順番取って代表決めるのは、やっぱり本当にすごいことをしたんだな、と…。