兄妹で東京五輪金メダリストである柔道男子66キロ級の阿部一二三(25・パーク24)と女子52キロ級の阿部詩(22・パーク24)が地元兵庫で自身の名を冠した「ABE CUP」を2日に渡って開催した。
1日目となる10日には兵庫県在住・在学の小学校5年生と6年生を対象に柔道教室が開かれ、48団体から283人が参加。一二三が背負投、詩が内股とそれぞれ得意とする技のコツを教えると、憧れの五輪金メダリストからの直接指導に多くの子どもたちが目を輝かせていた。
子供たちからの質問コーナーでは「パリ五輪で金メダルを取りたいですか?」と直球の質問が飛ぶ一幕も。兄・一二三は「絶対に金メダルを取ります」妹・詩も「持って帰ってきます」と五輪連覇を子供たちに誓った。
2日目の11日には小学6年生を対象に柔道大会が開かれ、31都道府県から274人が集まった。阿部兄妹は子供たちの試合をスタンドから観戦。全力で柔道に取り組む子供たちの姿に刺激を受け、詩は「ABE CUPを開催することが出来て嬉しい思いと私たちも頑張ろうという思いが強くなった2日間でした。子供たちの頑張りを見て昔を思い出し、みなさんに支えて頂きながら今の自分がいるんだということを改めて感じられました。」とコメント。
一二三も「子どもたちが頑張っている姿を見たり、楽しんでいる姿を見ると今まで以上に頑張ろうという気持ちになりました。これをきっかけに第2回、第3回とやっていって将来、海外でも出来ればいいと思います」と今後の展望を口にした。
このイベントはJOC(日本オリンピック委員会)のTEAM JAPAN シンボルアスリートソーシャルアクション(スポーツを通じて持続可能な開発目標(SDGs)を始めとする社会課題に主体的に取り組む活動をJOCが支援するプログラム)の一環で、阿部兄妹の「未来を担う子ども達が柔道を楽しみ、柔道を通して切磋琢磨する場を設けたい」という思いが込められている。














