来週の「父の日」を前に11日、牛乳をPRするイベントが大分市で開かれ、子どもたちが乳しぼりを体験をしました。

このイベントは、牛乳の消費拡大につなげようと、県酪農業協同組合などが毎年、実施しています。

11日は、大分市のパークプレイス大分に乳牛が登場。親子連れなどが生産者からコツを教わりながら、乳しぼりを体験しました。また、参加者には県産の牛乳が無料で配布されました。

県酪農業協同組合によりますと、牛乳の消費量低下に加え、最近は牛のエサ代が値上がりしていて、酪農業は厳しい状況が続いているということです。

(参加者)「楽しかった、牛乳好き」「普段あまり飲まないので、ちょっと飲んでみようとこの体験を通して思いました」

主催者は今後もこうしたイベントを通じて、「県産牛乳の消費拡大を呼びかけていきたい」と話しています。