県内で最も交通事故の多い、大分市の交差点で警察や国土交通省が道路状況などの点検に乗り出しました。

県警は今年から交通事故の多発地点が一目でわかる「交通事故分析システム」を導入しています。これによりますと国道10号と210号が交わる大分市の宮崎交差点では去年、37件の交通事故が発生していて県内で最多となっています。

9日は警察や国土交通省の職員らおよそ20人が現場を訪れ、信号の点灯時間や右折車線の誘導が適切であるかなどを点検しました。

(県警察本部 交通規制課・中川洋一郎課長)「ワースト交差点を県民やドライバーにも知ってもらい交差点ではより慎重な運転を心掛けてもらい、事故を1件でも減らしたい」

(国土交通省 大分河川国道事務所・河崎拓実所長)「渋滞の発生ポイントでもあるので安全円滑な交通を実現するための方策を一緒に考えていきたい」

2番目に交通事故が多かった大分市の中島十条など各市町村の多発地点でも今後、各警察署が点検する予定です。