アメリカのトランプ前大統領が機密文書を違法に持ち出した問題をめぐって起訴されたと現地メディアが一斉に報じました。トランプ氏は「選挙妨害だ」と強く批判しています。

日本時間けさ8時過ぎ、一報を報じたのはほかでもないトランプ前大統領自身でした。

「腐敗したバイデン政権が、私が起訴されたと弁護士に伝えてきた。これはアメリカ合衆国にとって、まさに暗黒の日だ」

SNSに自身が「起訴された」と投稿。続けて、4分間のビデオを公開しました。

トランプ前大統領
「これは選挙妨害だ。彼らが勝つために我々の評判を落とそうとしているんだ。私は無実だ、何も悪いことはしていない」

トランプ氏が刑事責任を問われたのは、機密文書の持ち出し。去年8月、フロリダ州のトランプ氏の私邸マール・ア・ラーゴをFBIが捜索したところ、持ち出しが禁止されている政府の機密文書が多数見つかっていました。

弁護士によると、トランプ氏はスパイ防止法違反や捜査妨害など、7つの罪で起訴されたとみられ、来週火曜日に裁判所に出廷を求められたということです。

トランプ氏が起訴されるのは、不倫相手への口止め料の扱いをめぐり、ニューヨークの大陪審に起訴されたのに続いて2件目。

今回投稿したビデオでは。

トランプ前大統領
「アメリカを再び偉大にする。私は無実だ。それをきちんと、そして、すぐにでも証明していく」

来年の大統領選への出馬を表明しているトランプ氏。裁判で争う姿勢を強調しています。