大分市と別府市で工事現場での危険な事故が相次いだことを受け、大分市内で緊急パトロールが実施されました。
大分県内では5月に別府市のビル解体現場で足場が倒壊したり、大分市の建設中の学校で杭打機が転倒したりと工事現場で大きな事故が相次ぎました。

防止策が不十分だったこれらの事故を受けて、大分労働基準監督署や県土木事務所などが同様の事故を防ごうと市内の工事現場2か所を緊急点検しました。
一行はまず下郡の橋の建設現場で安定した地盤の確保など大型重機の転倒対策を確認しました。また、金池南にあるビルの建設現場では建物の壁に固定する足場の倒壊対策の状況をチェックしました。大分労働基準監督署は2件の事故を受け、工事現場のパトロールを強化しています。