入管法改正案の審議が大詰めを迎える中、先週、発覚したのが大阪入管の医師が酒に酔ったまま診察していた疑いです。野党議員が入手した内部報告書とされる文書には、当時の医師の言動が克明に記されていました。

入管で“酒酔い診察” 内部文書で詳細明らかに

大阪入管に収容されていたというコロンビア人女性は、常勤の女性医師の診察を受けたときのことを、こう証言しました。

大阪入管に収容されていたコロンビア人女性
「ドクター、ドクター。お酒飲んでいた」
(Q.なぜ医者が酒を飲んでいると分かった?)
「酒の匂いがした。一番悪い、悪い先生」

入管法改正案が議論される中で発覚した大阪入管の常勤医師による“酒酔い診察”疑惑。先週報道され、明らかになりました。
この問題について、2月下旬に報告を受けたという斎藤法務大臣。その詳細については。

斎藤健法務大臣
「訴訟になる可能性が強い案件だというふうに思っていますので、事実関係の確認には慎重の上にも慎重を期する必要があるということで、それなりに時間がかかっている」
(Q.なぜ入管庁の不祥事を隠し続けたのか?)
「どうも、ありがとうございました」