また、事実よりも身近な人からの情報を信じ込もうとする傾向の人も多くいることも、嘘の情報が広がる要因と考えられるということです。

当たり屋グループ情報は、拡散されることを目的に作られた半ばジョークのような情報ですが、こうしたフェイクニュースには注意も必要だと笹原准教授は指摘します。

東京工業大学 笹原和俊 准教授
「これは都市伝説的なものだから良いんですけども、誰か人を中傷するようなフェイクニュースを安易に拡散してしまうと、今度は自分が罪に問われることがあるので、ある意味練習問題ではないですけど、こういった典型的なものには引っかからないということを常に心がけておくことが必要です」

SNSなどでも様々な情報が行き交う情報社会。その情報は本当に正しいか、立ち止まって考えてみる必要がありそうです。