4年ぶりに子どもたちの賑やかな声が帰ってきました。
6日、鳥取県北栄町で特産の大栄西瓜の出発式が開かれました。

♪すいかのめ~さん~ち~

6日の出発式には4年ぶりに地元こども園の園児が駆け付け、歌と踊りを披露して、出荷を祝いました。

記者 齊尾和之
「こちらご覧ください、見事な玉太りのスイカばかり。大栄西瓜の出荷は、これから最盛期を迎えます」

現在、201人の生産者が、およそ160ヘクタールで栽培している大栄西瓜。

その歴史は100年以上で、2019年にはブランド価値を保護する国の地理的表示保護制度「GI」に登録されました。

今シーズンは3月、4月と天候がよく暖かい日が続いたことから、例年以上の良い出来に仕上がったということです。

JA鳥取中央 大栄西瓜組合協議会 河本敏征 副会長
「ひと玉ひと玉ていねいに磨き上げ、大変良いスイカを作ることができた」

式のあとには園児が瑞々しく真っ赤に育った大栄西瓜頬張っていました。

園児
「うまーい!」
「あまーい!」

出荷は7月下旬まで続き、今シーズンは57万ケースの出荷、23億6000万円の売り上げを目指しているということです。