青森県産が9割とされる国産リンゴの輸出量は、4月末時点で3万8000トンあまりとなり1988年の統計開始以降最も多くなりました。

財務省の貿易統計によりますと、2022年産リンゴの輸出量は4月末時点で3万8553トンとなり、1988年の統計開始以降最も多くなりました。2月末の時点ですでに前の年を超えていて、その後も順調に推移してきました。また輸出額は4月末時点で188億8667万円で過去最高を更新しています。

青森県によりますと、去年産リンゴはトキの食味が良く高く評価されたことやアメリカ産の不作などが影響したと見ています。県は今後も台湾や香港でのPRに力をいれるとともに販路拡大に努めていきたいとしています。