ロシアの太平洋艦隊が日本海などで大規模な演習を開始しました。

ロシア国防省は、太平洋艦隊が5日から20日までの日程で、日本海やオホーツク海で演習を開始したと発表し、映像を公開しました。

演習には60隻以上の艦船やおよそ35機の航空機などのほか、1万1000人の兵士らが参加し、敵の潜水艦の捜索・追跡や艦船の防空能力などについて訓練を行うとしています。

太平洋艦隊は今年4月にも大規模な演習を実施し、北方領土周辺を含む海域でミサイル発射訓練などを行っていて、相次ぐ演習でアメリカや日本をけん制する狙いがあるとみられます。