長崎県高総体 ハンドボール男女の決勝は5日、諫早市で行われました。


女子決勝はシード校同士、高総体2連覇を狙う緑のユニフォーム・清峰と、5年ぶり王座奪還を目指す黄色のユニフォーム・佐世保商業の対戦です。

前半、清峰が先制点を決めると、そのまま勢いに乗り4連続ゴール。

対する佐世保商業も、華麗なパス回しからのシュートで追い上げます。

一進一退の展開でしたが、清峰のゴールキーパー・上田選手のファインセーブにより、徐々に得点が開きます。

前半は16-7、清峰リードで折り返します。

清峰サイド ハーフタイムの指示:
「アタック!圧力を思いっきりかけんばだめ!
守りはできとるぞ。触ろうとしろ。ボールをシビアに」

佐世保商業サイド ハーフタイムの指示:
「あと30分よ、30分。
あーしとけばよかった、こーしとけばよかったってならんごと。いいね!」

後半に入っても清峰の勢いは止まらず、速いパス回しで佐世保商業のディフェンスを翻弄します。

結局、34―13で清峰が佐世保商業を引き離し優勝。高総体2連覇を達成しました。

清峰高校キャプテン 山本 心絢選手:
「全然余裕もなかったけど、勝ったのが嬉しかったです。(インターハイに向けて)自分たちのレベルも上げていって、全国でベスト16になれるようにします」

続いて男子決勝です。
優勝常連校同士である黄色のユニフォーム・瓊浦と、赤と白のユニフォーム・長崎日大の対決。

試合開始から、お互い一歩も譲らない激しい打ち合い。

接戦を制したのは瓊浦高校。26―23で、去年の雪辱を果たしました。