前の市長の辞職に伴い4日投開票が行われた青森市長選挙で初当選した西秀記市長が市役所に初登庁し、経済の立て直しを最優先に「ワンチーム」で行政を進めていくと決意を述べました。

初当選した西氏は5日、職員が拍手で出迎える中、市役所に初登庁しました。新人4人の争いとなった青森市長選挙で西氏は5万7062票を集め初当選しました。

※青森市長選 初当選 西秀記氏
「多くの市民に支持されたということで大変うれしく思っていると同時にまさにこれからが大変だと思っておりますので身の引き締まる思いでございます」

当選証書を受け取った西さんは市長室で椅子に座り、気持ち新たにしていました。

※青森市 西秀記新市長
「ここに座っているよりも現場に足を運ぶことをやりたいなという気持ちが常にありますので、その気持ちも一緒に持ち合わせてやっていきたいと思っています」 

初登頂して幹部職員を前に、新型コロナで疲弊している経済の立て直しに向けて一丸となって取り組む決意を述べました。

※青森市 西秀記新市長
「公約として3つの柱を掲げました。仕事をつくる、人を守り育てる、そして街をデザインする、この3つが柱であります。思いを一つにしてまさに「ワンチーム」で行政を進めていく組織にしていきたい」

青森市長選の投票率は58.86%で、前回2020年を22.43ポイント上回りました。