台湾海峡を通過していたアメリカの軍艦に中国の軍艦が接近したとされる問題で、中国側は「アメリカとカナダが公然と挑発した」と反論しました。
アメリカのインド太平洋軍は3日、中国の軍艦がアメリカ海軍のミサイル駆逐艦「チャンフーン」におよそ140メートルの距離まで接近したと発表しました。
「チャンフーン」がカナダ海軍のフリゲート艦とともに台湾海峡を通過していたところ、船首の前を中国の軍艦が2回横切ったとし、「国際水域で安全に航行するという海上のルールに違反している」と中国を批判しました。
これに対し、カナダにある中国大使館の報道官はカナダ・メディアに向けた声明で「アメリカとカナダの軍艦が公然と挑発した」と反論。「中国の海軍と空軍が合法的にアメリカとカナダの軍艦を追跡し、警戒した」と主張しました。
4日まで開かれているアジア安全保障会議で台湾問題が焦点のひとつとなる中、台湾海峡で米中の緊張が続いています。
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