浜田防衛大臣は、4日、シンガポールでウクライナのレズ二コフ国防相と会談し、ロシアによる侵攻をめぐり「国際社会と結束し断固たる決意で対応する」と支援の継続を表明しました。
浜田防衛大臣
「我が国は、今日のウクライナはあすの東アジアかもしれないという強い危機感のもと、国際社会と結束し断固たる決意で対応していきます」
レズ二コフ国防相
「日本の領空付近もしくはその周辺付近に弾道ミサイルが飛んでいるような状況にあることも承知している。日本とウクライナは同じような状況にある」
浜田大臣とレズ二コフ国防相は、シンガポールで開かれているアジア安全保障会議に合わせて行われた会談で、両国が抱える安全保障上の課題を共有しました。
また、浜田大臣は、ウクライナ軍の負傷兵を自衛隊中央病院で受け入れることや、自衛隊車両を提供するといった追加支援に触れ、国際社会とともにウクライナへの支援を続ける意思を伝えました。
会談を終えたレズ二コフ国防相は、JNNの取材に対し「日本などの支援にはとても満足しているが、パートナーの国々からより多くの支援を必要としている」と述べ、各国にさらなる協力を求めています。
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