歌人・石川啄木を偲ぶ「啄木祭」が3日盛岡市で開かれ、トークイベントにイラストレーターで俳人の吉田類さんが招かれました。

 啄木のふるさと盛岡市渋民で開かれた啄木祭は、今年も渋民小学校の鼓笛隊の演奏で幕を開けました。前半は渋民中学校の劇や地元女性グループの合唱が披露され、会場は啄木の世界に染まりました。後半のトークイベントには吉田類さんが登場。吉田さんは啄木のファンで、渋民も何度か訪れたことがあり、啄木と自身の縁や岩手の印象をユーモアたっぷりに語りました。イベントの最後は、啄木作詞の「春まだ浅く」を参加者全員で合唱し、郷土が生んだ歌人に思いを寄せました。