トラックドライバーの時間外労働が規制されることで輸送能力の不足が懸念されている、いわゆる「2024年問題」。

宅配業者
「駄目です、不在でした・・・」

政府は現在12%程度の宅配の再配達率を半減させるなどの政策パッケージをとりまとめました。

消費者の意識改革を促すため、一度目の配達で荷物を受け取った場合は買い物に使えるポイントを付与する案などが検討されています。

また、立場の弱い運送業者が適正な運賃を得られるようにインターネット通販などでの「送料無料」表示の見直しに取り組むとしています。

長距離トラックドライバー
「すごいでしょ、みんな12時待ち」「やっぱり夜間割引ですよね、3割割引は大きい」

高速道路での“12時待ち”も長時間労働の要因の一つですが、政府は割引の拡充など利用しやすい高速道路料金を実現するとしています。

さらに高速道路のトラックの最高速度を現在の時速80キロから引き上げる方向で調整することも打ち出しました。

関連法案を来年の通常国会で提出することも検討しています。